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「ターザンの逆襲」エドガー・ライス・バロウズ(1915) 

ターザンシリーズの4作目だがハヤカワで出版されたのは後のほうなので、翻訳者が今までの人と違う。訳者が違うせいか、それとも元の原文からそうなのか、やたら回りくどい表現が多くて読みにくいな。時系列が前後することも多いし。

今回はターザンの息子が主役。ターザンの出番はほとんどないよ。原題通り「ターザンの息子」のほうがしっくりくる。
いろいろあってジャングルに自ら入っていく息子のジャック(コラク)。いくらターザンの息子だからって数ヶ月でジャングルに適応するとは驚き。
ヒロインとしてはメリームという少女が登場。最初はか弱い少女だったが、コラクと一緒に生活するうちにジャングルに適応してたくましくなる様が魅力的だ。でも結局はヒーローに助けられるヒロインという役割のままなのが惜しい。
[2014/08/22 16:00] 読書 | TB(0) | CM(0)

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