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2011-02-26(Sat)

牛次郎著「ぎんざより愛をこめて」を読んで

ぎんざより愛をこめて001

秋元文庫のファニーシリーズの一冊です。カバー・さし絵は津吹孝子。
昭和51年8月20日発行。

私が読んだ秋元文庫の中では一番のヒット!!
とりあえず主人公・鳩山由宇子の奇抜な設定に驚く。なんとストリップ一座の娘が主人公なのだ。母と姉が踊り子で、父がマネージャー、兄が演出を担当。由宇子を将来は踊り子になる気満々らしい。こうゆう設定だけに、この作品はちょっとエッチな学園ものという感じですね。著者の牛次郎さんは漫画の原作(『包丁人味平』『釘師サブやん』『プラレス3四郎』など)も書いている人なので読者の気を引く物語作りが得意なんだな。

ぎんざより愛をこめて004

実はこの本に収録されてるのは3つの作品。それぞれの内容を見ていこう。
まずは表題作の「ぎんざより愛をこめて」
高校1年の由宇子が『ぎんざ・NOW!』というテレビ番組の『バカうけのど自慢』というコーナーに出演して愛の告白をしちゃう話。

ぎんざより愛をこめて005
そのさいセーラー服の上着を脱いだりしちゃうが、さすがにそれ以上は脱がなかった。

二作目は「由宇子の青春」
由宇子が中学3年生のころの話です。分量的にはこの話が一番長い。
一家の職業柄のせいで転校が多い由宇子。話は旗の塚中に転校したところから始まる。そこでストリップ一家の娘ということがばれていやな思いをしたり、不良グループにからまれたり、下着泥棒にあったり、柔道の試合に助っ人として参加したり、ストリップ劇場の小屋主の娘『血桜の銀子』と対決したりする。

ぎんざより愛をこめて007
銀子とのストリップ対決!

いろいろあって最終的には銀子と由宇子は劇場の最終公演でストリップする羽目になるのだが、

わたし、みせちゃうわ! ボインだってワレメちゃんだって!(122ページ)



と一時は決意してたんだけど・・・
結局、下着姿でラジオ体操することで客を満足させて終わり。

その他気になった部分。銀子と由宇子が仲良くなってからの世間の噂話の会話。

「あのふたり、いくら女同士でも仲が良すぎると思わない? きっとヘンな関係なのよ」
「ヘンな関係って?」
「きまってるじゃない! エスよ」
「エス!!どっちがおねえさまなのかしら?」



この時代でもまだ「エス」という言葉は使われてたんだな。

三作目は「青春DJ放送中」
この話では高校一年の由宇子が主役なのだがなぜかストリップ一家の娘という設定にはまったく触れられず、普通の恋に悩む一女子高校生として登場している。
著者の牛次郎がラジオのDJとして登場し、リスナーである由宇子の悩みを聞いてやるという構成だ。ここで牛次郎は十代のセックスについてわりとまじめに持論を述べている。前の2作が無茶な内容だった分、こっちでまじめな話をしてバランスをとってるようだ。

ぎんざより愛をこめて008

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