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「無敵王ターザン」エドガー・ライス・バロウズ(1930) 

ターザン・ブックス15冊目。
再び秘境オパルの秘宝が狙われる話。そうゆうわけで、女司祭長のラーも再登場。もう何度目の登場だろう。やはりラーは人気キャラなんだろう。さらに今回はもう一人ヒロインが登場。ゾラ・ドリノフというちょっと勝気な感じの女性でこっちもなかなか魅力的だ。敵の一員として登場するが基本的にはいい人。
ジャド・バル・ジャも元気に登場。ラーとのコンビがいい感じ。
今回珍しいのは敵の一団が共産主義者とうわけで政治的な話が結構出てくること。それ以外はいつもどおりだった。最後、悪者の悪事はくじかれ、ラーもオパルに無事戻ってめでたしめでたし。個人的にはラーが登場してくれるだけで満足。
魅力的なゲストヒロインが登場するたびに思うが、やはりジェーンの存在が邪魔になってる感じ。ラーはいまでもターザンにぞっこんなのに、その気持ちを受け入れられないターザンがもどかしい。ゾラとターザンの仲も一時いい雰囲気になるが結局何も進展せず、ゾラは仲間のコルトといい仲になって終わった。
[2015/04/07 21:00] 読書 | TB(0) | CM(0)

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