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2015-01-30(Fri)

「望郷の詩」高木由夫

昭和29年2月1日発行の少女小説。
簡単に言えば、お嬢様のルリ子が誘拐犯に誘拐されたと勘違いされる話。
本編中でも言及されてるが、実際にあった住友家怜嬢誘拐事件を参考にしてるっぽい内容だ。

小説では誘拐犯に間違われるのは、ルリ子の兄の友達・辻三郎。ルリ子の兄はシベリアからまだ復員しておらず、ルリ子と辻三郎は各地を転々として働きながら兄を待っている。この状態が半年くらい続くんだけど、二人の間に間違いがなかったのか疑問。ルリ子が家を出て辻と行動をともにした動悸もいまいちわからない。
半年後、二人は警察に発見され、ルリ子は家に帰され、辻は誘拐犯として逮捕される。
最後は唐突にルリ子の兄が帰ってきて辻の無実を証明しハッピーエンド。

実は物語の冒頭は、ルリ子の友達の時子を中心に話が進む。半年後、ルリ子が帰ってきて辻の事を聞くと、嫉妬心からルリ子につらく当たるようになる。最終的には不良少女のレッテルを貼られ、クラス全員から無視されるようになるが、この状態が解決されないまま話が終わってしまった。なんか消化不良だな。

ストーリーは陳腐だが、劇中にルリ子と辻が映画「蜂の巣の子供たち」(1948)を見るシーンがあったり、「ソルベージの歌」を歌ったりするシーンがあり、当時の世相が感じられて興味深い。

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